このページでは、 地域の独自性を前面に考えた水族館の展示内容と、 それぞれのゾーンに展示すべき生物の一例、 更には整備すべき機能を紹介しています!
本館:紀州から江戸への旅
和歌山市は江戸時代、江戸と船で結ばれていました。その航路を利用して大商人になったのが和歌山出身の「紀伊国屋文左衛門」です。 そんな彼を唄った「ぶんだら節」にも登場する航路を通って、江戸への船旅へ出かけよう!
1:紀伊水道 | 城下町和歌山を出発して最初の海は、波が穏やかな紀伊水道です。
昔から船の往来が多く、豊かな漁場でもあります。![]() |
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2:枯木灘 | 瀬戸内海を抜けて太平洋に出ると、そこは黒潮と出会う海、枯木灘です。
台風も多く、荒れやすい海ですが、多くの生き物がたくましく暮らしています。
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3:サンゴの海 | 紀伊半島最南端の潮岬周辺には、黒潮の温暖な水のおかげでサンゴ礁が発達しています。
暖流の黒潮は多くの恵みをもたらしますが、サンゴは最も美しい贈り物でしょう。
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4:熊野の森 | 日本有数の聖地である紀伊山地には、奥深い森林が広がっています。
降水量が多いこともあり、豊かな生態系がそこにはあります。
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5:熊野灘 | 日本捕鯨の中心地である太地町を有する熊野灘は、多くのイルカやクジラが暮らす海です。
古くから人々は海からの恵みに感謝し、共に暮らしてきました。
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6:遠州灘 | 「ぶんだら節」にも唄われる広大な遠州灘。そこはまさに太平洋の代名詞。
昔の人々も遠州灘を通るたびに、海の広大さを感じてきたことでしょう。
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7:駿河湾 | 日本一の富士山が見える頃、そこは日本で最も深い海、駿河湾です。
深海というこれまでとはまったく別の海があなたを待っています。
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8:相模灘 | 伊豆半島を越えると、そこは湘南、相模灘です。
複雑な自然環境が生み出す日本有数の豊かな海として知られています。
ここまで来ると、江戸はもう目の前です。
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9:江戸 | ようやく到着した江戸の街は多くの船で賑わっています。
紀伊国屋文左衛門のような日本中から集まった成功者たちの道楽は、
江戸の人々を大いに驚かせていました。
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A.和歌山・湯浅出身で、江戸時代の大商人です。ミカンと木材を江戸で売り、大成功を収めました。 また、和歌浦には彼の足跡も多いので、コンセプトにぴったりの人物です!
A.和歌山市の夏祭りで踊られる唄です。歌詞や詳しい情報はこちらからどうぞ!
別館:関西の旅
関西は日本海、瀬戸内海、太平洋の3つの海が面する地域です。 他にも湖、川、滝などとも深い関わりを持ってきました。そんな水と関わってきた関西の歴史と文化を旅しよう!
1:日本海 | 北前船の交易が盛んだった日本海。
冬は厳しい寒さになりますが、その海で獲れる海産物は今でも関西人に愛され続けています
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2:琵琶湖 | 「関西の水がめ」と呼ばれる程に
関西の人々に水を供給してきた琵琶湖。その水は人だけでなく多くの生き物に欠かせない命の水です
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3:京都の川 | 千年の都・京都の町中を流れる川は、
遠い昔から豊かな生態系が受け継がれてきました。川の中に広がるもう一つの京都へ。
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4:大坂 | 淀川を下れば、そこは天下の台所「大坂」。
天神祭の花火が反射していた水面の下には、水の都と呼ぶにふさわしい水景が広がっていました。
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5:瀬戸内海 | 淡路島周辺に広がる瀬戸内海は船の往来が多いのですが、
流れが速く危険な海でもあります。その海で育った生き物は関西の食を支えてきました。
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6:紀ノ川 | 紀伊山地を源流とし、奈良を経由して和歌山に流れる紀ノ川。
多くの歴史や文化、そして人を下流の和歌山市に運んできました。
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7:和歌浦干潟 | 紀ノ川の河口だったのが和歌浦干潟です。
古くから和歌の聖地として親しまれてきた景勝地は生き物の楽園でもあります。
このフロアを抜けて出口をくぐると、目の前には本物の和歌浦干潟が広がります。
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その他のフロア
水族館エリア以外のフロアなどについてもご紹介します!
屋上の展望エリア | 景勝地・和歌の浦を一望できるような場所は現在では限られているので、 定番の写真スポットとなるような展望フロアを水族館の屋上に設置! | ![]() |
イベントステージ | 和歌山市では「和歌祭」・「紀州踊り・ぶんだら節」・「紀州よさこい祭り」といった祭りが 開催されています。その際に活用してもらえるようなイベントステージを屋外に設置して、 相乗効果を図ります! | ![]() |
自習室 | 和歌山市近郊に在住もしくは市内の学校に通う学生に何度も足を運んでほしいので、 学生専用の自習室を設置!もちろん自習室は水槽は見えない場所ですが、 休憩の際に癒しを提供! | ![]() |
お土産スペース | ぬいぐるみは日本中の水族館で買えるので、ここだけでしか買えない特産品を販売? 例えば、和歌浦の近くには紀州漆器の生産地・黒江があるので、 イルカや魚の絵が描かれた漆器とか面白いかも! | ![]() |
カフェ | 無料スペースに設けるカフェで、和歌浦干潟の景色を見ながら一休みが出来る。 地元の方々が暇つぶしに来てもらえるスペースに レストランは水族館以外も活性化させたいので設けず、 再入場は当日なら何度でも可能に! | ![]() |
館内BGM | 既存の水族館では、よくポップミュージックや無国籍音楽がBGMで 使用される傾向にありますが、 この水族館では和楽器を中心とした和風BGMを使用すべきと考えています。 イメージに近い楽曲は「倒仰(大河ドラマ・龍馬伝より)/佐藤直紀」や 「大奥メインテーマ(映画・大奥より)/村松崇継」 などです! | ![]() |
具体的なマップについては、勘弁してください💦